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新聞が世の中の重要な情報源であり続けるために。 未来の新聞の形を一緒に創造しませんか?

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2016/11/30

株式会社 朝日新聞社 池田 拓史 2004年入社
製作本部 生産管理部
工学部 環境機能工学専攻

現在の仕事内容

美しい新聞を、早く、確実に発行するために朝日新聞を印刷する全国27工場の生産設備や紙面品質を管理し、技術的な支援を行う仕事をしています。具体的には生産設備更新や印刷資材選定時のメーカー交渉、紙面品質の評価、印刷に関係する予算の策定、広告クライアントや読者からの紙面に関する問い合わせ対応を行っています。

学生時代の専攻が今どのように活かされていますか

新聞社のエンジニアは幅広い分野への知見が求められます。例えば印刷工場の生産設備技術者は確実に新聞を発行するために生産設備の電気・制御・機械的な技術開発やメンテナンス作業、トラブル時の修理対応を、WebサービスのIT技術者はWebサービス構築やインフラ整備、システムトラブル対応を日々行っています。上記の生産設備技術者とIT技術者は私が入社して経験した職場になります。私の学生時代の専攻は環境学であり、残念ながら今まで経験してきた仕事の中で環境学が活かされたという実感はありません。ただ、新聞社が未来像を模索する中で私が専攻してきた学問をどのように活かせるかの可能性を常に探っています。

ご自身の就職活動について

私が就職活動した当時、「失われた10年」という言葉に代表されるように、日本経済は低迷し多くの企業は採用を控えていました。このような社会情勢の中、自分の未来に一抹の不安を感じつつ自分の持っているスキル、伸ばしたいスキル、会社に入って何ができるか、会社に入って何がしたいか・・・など企業分析、自己分析を行った記憶があります。一言で言うと「就職活動は自分を知る良い機会だった」と思います。

学生の皆様へのアドバイス

今、幅広い分野の知識を有機的に結び付けて物事を考えることのできるエンジニアが求められています。そのためには、学生時代の専攻にとらわれ過ぎず、さまざまな分野を総合的に学んでいく姿勢を持つ必要があると思います。朝日新聞社は若いエンジニアを育てる環境を持ち、若いエンジニアが活躍できるフィールドがあります。新聞が世の中の重要な情報源で有り続けるために未来の新聞社の形を一緒に作っていきませんか?

企業からのメッセージ

多岐に渡る新聞社の業務を支援するシステム、生産設備を構築し、維持管理するのが技術陣の主な仕事です。業務の基幹システムからネットワーク、新聞製作システム、印刷・発送設備、ウェブコンテンツの提供まで、幅広いフィールドが特徴です。システム構築では、使う人の要望を聞きながら仕様を詰めていくため、人との関わりが重要です。特定分野での専門性を発揮するよりも、幅広い知識と応用力を持ち、相手の潜在ニーズを引き出して最適な提案ができる人を求めています。

事業内容

朝日新聞の発行、デジタルメディアによる情報サービスの提供、文化活動の企画・運営、その他各種事業。

お問い合わせ先

企業名 株式会社 朝日新聞社
〒104-8011
住所 東京都中央区築地5-3-2
TEL 03-3541-4043・4044
FAX 03-5540-7629
企業HP http://www.asahi.com/shimbun/
本インタビューは、2015年 ジョブテシオ発行ブックレットに掲載されたものです。

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