面接対策②(オンライン編)

 

はじめに

新型コロナウイルスが感染拡大して以降、感染防止対策の一環として就活でもネットの活用が取り入れられるようになりました。
最終面接のみ対面でそれ以前をオンラインで実施する企業や、最初から最後までオンラインの形式をとる企業もあります。
対面とはまた違った注意点があるので、しっかりポイントを押さえましょう!
対面編の面接対策は
こちらから読めます。

オンライン面接の流れ

来社する必要がないため、受付や待機時間はありません。
URLをクリックするところからが入室になります。
面接の内容や質問事項については対面形式と変わりません。

①最低でも5分前にはログインする
②開始時間後、面接開始
③お礼を述べて、企業側が退出してから切断する

 

対面形式との違い

タイムラグが発生する可能性があることに注意

ネット環境によっては、タイムラグがしばしば起こります。
企業側が聞き取れるように、対面の時以上に大きな声で、ハキハキ・ゆっくり話しましょう。

少々オーバーでも大丈夫!

画面越しに思いを伝えることになるので、どうしても臨場感は欠けてしまいがちです。
そのため話し方やリアクションは多少オーバーの方が伝わりやすい傾向があります。
ジェスチャーの活用も念頭におきつつ、自信を持って受け答えしましょう。
女性は対面より少し濃い目のメイクをした方がはっきり見える場合があります。
やりすぎは禁物ですが、多少オーバーになっても問題ありません。

視線に注意

事前のセッティングにおいて、カメラの位置に気を配る必要があります。「上目遣い」にならないようにレンズと目線の高さが同じになるように設置しましょう。
また画面上の面接官を見て話してしまうと「下を向いている」という印象を与えてしまいます。
レンズを見ることで面接官と目が合っている状態になります。

部屋の明るさや背景に注意

部屋が極端に暗いと印象が悪くなってしまうので、照明の調節で明るい印象を与えられるようにしておくことが大切です。
また背景に関して、無駄な情報を与えないようにするために、白色の壁が映る場所を選びましょう。
バーチャル背景のぼかし機能を使うのも手段のひとつではありますが、角度や動きによっては不自然に映ってしまうのでなるべく避けましょう。
シンプルな背景にできない場合は、白い布で壁全体を覆ってみてはいかがでしょうか。

緊張感を忘れずに

会社ではなく自宅や落ち着いた場所で面接を受けると思いますが、緊張感を忘れてはいけません。
身だしなみや服装には対面形式と変わらず気を遣うべきです。
カメラに映らないからといって「部屋着のズボンをはいて面接に臨む」なんてことはないようにしましょう。

適切な環境の確保を

自宅で受ける場合、「実家で思いがけず家族が映り込んでしまった」との体験談を聞きます。
面接の時間は予め伝えておき、集中できる環境にしておくことが重要です。
雑音にも気をつけたいですね。
また使用するPCの通知を切り、携帯電話はマナーモードにしておくといった基本的なマナーを守って集中できる環境づくりもしておきたいところです。

カンペを読むことは可能、凝視はNG!

対面と違って、志望動機や自己PR ・会社情報といった絶対外せない回答に関してカンペを見ながら受け答えすることができます。
しかし視線や不自然な間によって、面接官に気づかれてしまうことも。
なるべく使わないことが一番ですが、どうしても使いたいときはカメラの背後に貼ったり、付箋をディスプレイに貼って可能な限り自然な目線の併せ方を心がけましょう。
また凝視してしまうとバレやすくなるので、時折見る程度に留めることも大切です。

事前の準備は念入りに

入室前に接続環境や音声に問題はないかを入念に確認しておきましょう。
ギリギリに入室してネットトラブルなどが発生してしまうと、焦りにも繋がってしまいます。
「準備したのにもかかわらず回線が切れてしまった」という場合には落ち着いて緊急連絡先に連絡するなどの対応が大切です。
使用機器の充電残量も要チェックです!

 

最後に

オンラインの活用が当たり前になり、使用方法もマスターしている方が多いかと思います。
しかし大切な面接においては今一度入念な準備を心がけたいですね。
想定されうるトラブルを予め把握しておき、対処法を考えておくことで落ち着いた行動ができます。
オンラインだからといって侮ることなく、万全の状態で挑みましょう!

 

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2022/08/10