就活対策

就活準備はいつから?

-,

就活をしていると具体的なスケジュールが分からずに、「今自分のやっていることは遅れているんじゃないか。実際はもっと早くしておくべきだったのでは」と不安になることもあると思います。

今回はそのような不安を無くし適切な時期に適切な準備ができるようにこれから22卒の皆さんがやっていくべきことの目安となる情報をお伝えできればと思います。

その1 ~ 一般的な就活のスケジュール

まず経団連に属する企業について説明していきます。22卒の就活解禁時期は3月1日です。3月から合同説明会等が開かれ企業も本格的に採用活動を展開していきます。春休みの間にエントリーが行われ、6月1日には面接が解禁され選考が進んでいきます。内定が出される時期としては6〜9月の間に集中しています。

経団連に属さないベンチャーや外資系などの企業はこれよりも早いです。本選考のエントリーは10月頃に始まり3月1日よりも早く内定が出る場合も大いにあります。早い企業だと年内に内定を出すところもあります。

その2 ~ 結局いつから始まるのか

先程説明したスケジュールは正式な就活の日程ですが実際にはそれよりも前から就活前哨戦が始まっている場合が多いです。3年の夏に開催されるサマーインターン、冬に開催されるウィンターインターンに参加することも重要な就職活動の一環です。インターンの表向きの開催理由は学生に業務について知ってもらうことですが、実際には優秀な学生にはリクルーターが付き本選考での選考プロセスが省略され有利に内定を得ることが出来る場合もあります。

就活を有利に勧めたい学生はインターンに参加するために早い段階で自己分析SPIといった筆記試験の勉強をしていくことが重要になってきます。特にウィンターインターンの選考を受ける学生は11月を目処に自己分析を完了しておくのが良いでしょう。

その3 ~ 就活が本格化する前に就活生がやるべきこと

自己分析

まず自己分析について説明します。
自己分析は本選考のエントリーが始まる2月までに完了するのがベストです。インターンに参加する場合はインターンの選考が開始されるまでに一通り終わらせておきましょう。
(上述の通り、ウィンターインターン選考を受ける学生は11月が目安)

仮に自己分析が完了していなかったとしてもインターンの選考は受けるのがよいでしょう。選考で面接やグループディスカッションを体験することは本選考での弾みにもなります。

因みに自己分析を行う過程では自分が将来何をしたいのかに重点をおいて行うと良いでしょう。こうすることで志望業界を絞りやすくなります。また余裕があれば複数の業界を受ける際に業界ごとに少しずつ強調する部分を変えて業界が求める人材像に近づける工夫をするのも良いでしょう。

筆記試験

次に筆記試験です。基本的に筆記試験で難しい問題を出題する企業は少ないです。どちらかというと短時間で多くの問題に回答することを求められる試験が多いです。遅くても本選考が始まる前には勉強を終えておくのが無難であると思います。志望企業の本選考が3月の場合は、12~2月中に終えるのが目安。3月より前に本選考の始まる企業は、本選考から1~3カ月前が目安。

企業によってはしっかりと勉強しないと点数が取れないような難しい問題を出すところもあるので自分の志望企業の傾向を調べた上で対策するのがよいでしょう。

面接&グループディスカッション

最後に面接とGD(グループディスカッション)についてです。これらで重視される資質は選考の段階によって異なります。例えば選考の初期段階で行われる面接は、コミュニケーションがしっかり取れているか、積極的に発言できているかなどの基本的な内容を見られます。二次以降の面接では論理的な考えが出来ているか、結果にどれくらい貢献したのかなどのより深い内容を見られることが多いです。GDにおいても同様です。

面接やGDは場数を踏むことが大切です。冬休み、春休みを利用して友人同士で練習したり、就職課の主催する練習会、業者の提供するイベントに参加するなどして経験値をつんでいきましょう。特にイベントは殆どの場合専門の方からフィードバックをいただけるので積極的に参加しましょう。

志望度の低い企業で練習するというのもあるようですが、あまりお勧めはできません。なぜなら、志望度が低いと事前サーチも中途半端になり、結果中途半端なまま面接やGDに臨むこととなり、本来の意味での自身の弱点・改善点を見出しにくくなるからです。
ある程度興味関心のある企業にチャレンジしてきましょう。

業界研究

志望する企業、業界について知る、新しく自分の関心エリアを広げるのに有効なのが業界研究です。
業界研究をしっかりすることで、同業他社との比較ができ、志望企業への動機が濃いものになります。また、自分が何をしたいのかわからない学生も多いですから、色々な業界を見てみるのも良いです。業界研究については、○月がベストというよりは、早ければ早いほどよいでしょう。

就活の流れについての記事は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

[shukatsu_taisaku]

PICKUP!

2020/11/06