適性検査

 

適性検査とは

内定までの選考は、エントリーシート、グループディスカッション、集団面接、個別面接などさまざまな選考過程がありますが、その一つに「適性試験」を選考にいれてる企業も数多くあります。
企業はなぜ、適性試験を導入しているのか?その理由は「面接」は、どんなに経験がある面接官でも、人間であるが故にどこかに主観や感情が入ってきてしまいます。
そこで客観的に判定し、採用や配属におけるミスマッチを防ぐことを目的にしています。

 

適性検査で何を見ているのか?

適性試験は大きく「能力」と「性格」を判断するものに分けられます。
特に大手企業では応募者がかなりの数になりますので、基準点に満たないと次の選考ステップに行くことができないような「足切り」として利用される場合もあります。
コロナ禍になってからは面接もオンライン(WEB)で行う企業が増えてきましたが、適性試験については、コロナ前からWEB試験も多く、自宅から受検できるものも多いです。

試験内容は、「能力試験」と「性格検査」に大きく分類されます。

能力試験

問題数は多く、1問につき1分程度の所要時間で解く形式のものが多く、何万問とある問題のストックの中からランダムに出題されます。
言語問題、非言語(計算問題)が基本ですが、英語や一般常識問題なども出題されるケースもあります。

性格検査

30分〜40分程度で、200問〜300問の設問に答えていくものが多いです。
性格検査の場合、問題を解くものではなく、設問に対して、YESかNOか、または、Aに近いBに近いなど自分の志向に照らし合わせて回答していくので、数秒で判断して感覚で答えていきます。
指標として「積極性」「計画性」「社交性」などいろいろな項目が測定されます。

能力試験の対策方法

能力試験については、しっかり対策して、少なくとも基準点をクリアすることが必要です。

言語系

言語の基本は語彙力です。
読書はもちろんのこと、新聞や雑誌など日々文章に触れると良いでしょう。
わからない言葉が出たら、すぐに調べて知識に取り込むことを習慣付けておくことで、出題傾向が高い「語句の用法」や「同意語」などの強化につながり、自ずと読解力もついてきます。
文章を論理的に理解する訓練にもなり、文法にも自然と意識が向いていくでしょう。
助詞や助動詞の使い方の問題も出題されるので、要チェックです!

非言語系

足し算、引き算、掛け算、割り算の四則演算を軽視しないことです。
確実に点数がとれる分野ですが、問題数が多いため、計算するスピードと正確性が重要となります。
四則演算以外にも、累乗計算、方程式(一次、二次、連立)、不等式・不等号、グラフ問題などが出題されます。
よく出題されそうな項目は事前にしっかりおさえて、効果的に学習することが求められます。

 

性格適性の注意点

性格適性診断については、面接時の質問に対する受け答えの真実を見極めるために使われている場合もあります。
また質問項目に対する回答の矛盾から「嘘の回答」を判断するための「真偽性スコア」と言われる指標を算出する試験もあるので注意が必要です。
基本的には、正直に回答しましょう。

性格検査においての対策方法は正直ありません。
企業が求める人材像に近いかどうかを判断されるので、正解、不正解は存在しません。
仮に自分をよく見せようと思って回答しても、上記のような内容から、回答結果に歪みがあるという判定がされたり、
運良く入社できたとしても、仮面をかぶった状態は長続きしないので、自分らしく回答してください。

 

その他

適性検査以外にもさまざまな試験があります。
適性検査は一般的にテストを開発するテスト業者のものが多いですが、企業が独自で行っている試験もあります。

小論文

時事問題やその企業の価値観に近い学生を知るためのテーマ設定が多いです。起承転結の文章構造の基本を理解しておくことが重要。

時事問題

新聞やTVニュースなど日常の社会の関心事をチェックしていれば、なんなくクリアできると思います。最近おきた政治、経済、そして国際問題など一夜漬けではなく、日々の生活の中で対策をしてみましょう。

クレペリンテスト

人は単純な作業を続けて行くとその効率が変化しますが、それをグラフ化した物を作業曲線と呼び、個人の精神・心理的な特徴と関係することが20世紀初頭にドイツで発見されました。
この知見を基に完成されたのが心理検査であるクレペリンテストです。
対策としては、とにかく実際に計算を何度も繰り返して慣れることです。

最後に

適性試験は、比較的選考の初めの方の段階で実施されることが多いです。
もちろんここ
不合格になると次の選考に進むことはできません。選考の序盤でチャンスがなくなってしまうのは非常にもったいないので、できるかぎり対策をしっかり行いましょう。
もし万が一、適性試験に不合格だったとしても、その企業は自分と合わなかったと割り切ることも重要です。
思い悩まず、自分に合った企業を探す努力を心掛けましょう。

 

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