面接対策①(対面編)

はじめに
就活といえば避けては通れないのが面接です。緊張してしまうのはやむを得ませんが、事前準備によって良い結果を得られるものでもあります。
以前も面接をテーマとした記事を投稿していますが、(こちらから←URLを貼る)今回は面接当日のおおまかな流れについてご紹介します。
就職活動における面接とは
就活で行われる面接には二種類あり、個人面接と集団面接に分けられます。
いずれも当日の流れについて大きな相違点はありません。
しかし集団面接では個人面接と比べてアピール時間が短くなることに留意したり、周りに流されず常に自分の意見を冷静に述べられるようにしなければいけないという点があります。

面接の流れ
個人面接・集団面接にかかわらず
①受付・待機
②入室及び挨拶
③自己紹介
④志望動機
⑤自己PR
⑥面接官からの質問
⑦応募者からの質問(逆質問)
⑧退室
の流れで行われることが一般的です。
①受付・待機
受付には時間に余裕をもち、5分〜10分前くらいには到着しておいた方がよいでしょう。
待機中は携帯電話の操作などは避け、マナーモードにしておき姿勢を正して待機するのがベターです。
②入室及び挨拶
ドアを軽く3回ノックしたのち、「お入りください」と聞こえたら「失礼いたします」と言ってからドアを開け閉めします。
このとき後ろ手でドアを閉めるのはNGです。
それから面接官の方を向き「失礼します」と一礼してから椅子に向かいましょう。
最後に椅子の横へ立ち「〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。よろしくお願いいたします。」と言って一礼します。
「お掛けください」や「どうぞ」」との指示があってから座るようにしなければいけません。
着席は浅めにし、姿勢を正すように心がけるとよいです。
③自己紹介
改めて氏名や所属大学を述べた後、学生時代に力を入れたことや挨拶や意気込みを端的に述べます。
長々と話すことは避け、短時間でまとまった自己紹介ができると好印象です。
特に指定のない場合は、1分以内くらいが目安となります。
④志望動機
面接の肝といっても過言ではない志望動機を述べる上で重要なことは、「希望する業界の中でもなぜ御社を志望しているか」を伝えることです。
どの企業にも当てはまる志望理由の場合、その企業でなければいけないという必要性がないと見做されてしまうからです。
業務内容を正しく理解し、その場所でしかできないことに魅力を感じていると伝えることが大切です。
また、結論から話した後に志望するに至った根拠や背景を話すことで、論理的に話すことができます。
「結論ファースト」を心がけましょう。
最後には入社後のビジョンや、やりたいことについて述べられるとよいです。
毎回の面接で志望動機がストレートに聞かれるとは限りません。
将来のキャリア展望をはじめに聞かれることもあるので、そういった場合は志望理由と織り交ぜて書けるようにすると良いです。
⑤自己PR
志望動機と同様に結論ファーストを意識することは必須です。
まずはじめに自分の強みや長所について述べた後、それを裏付ける理由や経験を話しましょう。次にその経験から学んだこと・実際の仕事に強みをどのようにして活かせるかを述べる、といった順序です。
このとき注意したいのが、「ESとの一貫性がある話をする」ということです。
ESと異なる話をしてしまった場合、矛盾しているとみなされ悪い評価に繋がるおそれがあるからです。

⑥面接官からの質問
想定される質問事項は多岐にわたりますが、「学生時代に力を入れたこと」・「あなたの短所について」などの質問の場合、さらに自己PRができることもあります。
一方で「他社の選考状況について教えて下さい」といった内容の質問をされる可能性も。
具体的な就職してからの目標を伝えた上で、どのような企業を受けているのかを選考状況と交えながら説明することが大切です。
またよくある質問事項を確認し準備しておくことはできますが、即興で考えなければいけない場合もあります。
その場合は志望理由や自己PRと同様に、結論→理由及び具体例の順で落ち着いて受け答えに臨みましょう。
⑦応募者からの質問(逆質問)
いわゆる「逆質問」と呼ばれるものです。
「弊社について何か質問はありませんか」と聞かれます。
「ありません」と答えてしまうと意欲がないと評価されてしまうこともあるので、事前に質問事項を考えておく必要があります。
してはいけないのは
・調べれば分かる内容について質問する
・福利厚生に特化した質問をする
・抽象的すぎる内容を質問する
といったことになります。
これらに注意し、好印象を与えられるような質問内容を心がけましょう。
⑧退室
面接終了後、一度着席した状態で「本日は、ありがとうございました」と言った後、起立して再度「ありがとうございました」と一礼します。
最後は面接官の方に向き直り「失礼いたします」と挨拶し、退出しましょう。
最後まで気を抜かずに、マナーを守って面接を終了させることが大切です。

最後に
今回は面接の大まかな流れについて取り上げました。
入室から退出までやるべきこと・考えるべきことは多数ありますが、1つひとつ落ち着いてこなすことを心がけましょう。
そのためには練習の積み重ねが重要となります。
まずは伝えたいことをイメージ・可視化(文章化)して、実際に声を発するところからがスタートです。
第三者に面接官役を担当してもらい、自分を客観的に評価してもらうのもよい対策といえるでしょう。
やるべきことが多い就活ですがではありますが、早めからの準備が成功に繋がります。
内定獲得に直結する面接対策は万全にしておきましょう!
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2022/08/10