【対策】PwCコンサルティング
はじめに
BIG4の一角を占めるPwCコンサルティングの企業研究・選考対策について取り上げました。
1つひとつの選考を確実に突破して内定を勝ち取りましょう!
企業概要
PwCコンサルティング合同会社は、経営戦略の策定から実行までを総合的に取り組む大手総合系コンサルティングファームです。
戦略策定から実行・実現まで各領域における卓越した経験と専門知識を備えたコンサルタントが、クライアントの成長・成功を総合的に支援しています。
名称:PwCコンサルティング合同会社
代表者:代表執行役CEO 大竹 伸明
従業員数:約3,250名(2021年6月30日)
設立:1983年1月31日
サービスライン:ストラテジーコンサルティング・マネジメントコンサルティング・テクノロジーコンサルティング・エクスペリエンスコンサルティング
ストラテジーコンサルティングと、テクノロジーコンサルティングに内包されているサイバーセキュリティに関して特に強みをもっています。
PwCコンサルティングの強み
グローバルネットワークが強固でナレッジが豊富
Big4の一角で世界155カ国に327,000人以上のスタッフを擁しているPwCネットワークの一員であることから、グローバルネットワークに強みをもっています。
PwCグローバルネットワークと連携しながら、クライアントが直面する、複雑で困難な経営課題の解決に取り組み、グローバル市場で競争力を高めることを支援しています。
総合力
PwCコンサルティングは経営戦略の策定から実行まで総合的なコンサルティングサービスを提供する国内最大規模のコンサルティングファームであり、それが大きな強みです。
一気通貫で企業の成長を支援します。
連携力
それぞれ別法人ではありますが、監査・コンサルティング・ディールアドバイザリー・税務・法務の専門家がシームレスに連携していることも大きな強みです。
専門性をもつプロフェッショナルが“One Team”の精神をもって結集することで、案件を多角的・総合的にとらえることができます。
このような連携力がPwCを支えています。
ダイバーシティ
PwCでは2013年からD&Iへのアプローチが活性化・加速されてきました。
これは業界内でもかなり早期からの取り組みです。
ジェンダー・ナショナリティ・働き方改革への取り組みや、障がい者インクルージョン・LGBTプラスインクルージョンが導入されています。
PwCジャパングループの女性職員比率は35.2%(女性活躍推進 | PwC Japanグループ)と高水準です。
またPwCコンサルティング合同会社は、女性活躍推進の取り組みが優良な企業として、厚生労働大臣の認定(えるぼし認定)を取得していることからも、女性が働きやすい環境が整っているといえるでしょう。
事例紹介
①京都府
行政・企業と連携したサプライチェーン脱炭素化
②大阪ガス
脱炭素化の予兆把握へのAI活用
③武田製薬
医療の需給をシミュレーションするツールを開発
社風
フラットなコミュニケーション
PwCに流れる、上司と部下を問わないフラットなコミュニケーション文化はスムーズな提案資料制作や、アウトプットのスピード、そしてクオリティに直結していると考えられます。
“やさしさ”が成果につながる
PwCは“やさしさ”のあるカルチャーが特徴的で、フラットなコミュニケーションで前向きに挑戦する人を後押ししてくれる社風があります。
PwCにおける社員同士の関係として「上司と部下」という上下関係というより「指導する側とされる側」であるというマインドが根付いており、話しやすい環境であることがわかります。
成長環境
入社後は新卒集合研修▶部門研修▶OJTという流れで、研修に参加します。
育成プログラム 新卒採用(コンサルティング/ディールアドバイザリー) | PwC Japanグループ
新卒集合研修
PwCのプロフェッショナルに共通して求められるコンピテンシーを学ぶ期間になります。
コンサルタントとしてのテクニカルスキルとともに、PwCが展開するビジネスを学び、また先輩や同期との関係性を構築し、PwCコミュニティの一員として力を発揮する環境を整えていきます。
新卒集合研修
配属部署に分かれ、ジョブに直結したコンピテンシーを学びます。
研修内容はより実践的になり、部門における戦略やソリューションのスキル学習に加え、クライアントジョブでのOJTも始まります。
一人ひとりにコーチがつき、キャリア開発に向けて必要な学びについて共に考え、フィードバックを求めることができます。
OJT
本格的なジョブアサインが始まります。
さまざまなクライアントの多様な課題解決を体験することで、コンサルタントとしての強固な基礎を築きます。
キャリアパス
アソシエイト
▼
シニアアソシエイト
▼
マネージャー
▼
シニアマネージャー
▼
ディレクター
▼
パートナー
となっています。
理想のキャリアパスを実現するために、Open Entry Programと呼ばれる異動支援プログラムが設けられています。
公募制でPwC内の各法人、および国内外部機関への異動希望を提出できます。
法人をまたいだ異動が行われており、長期的な視点における専門領域の拡充やキャリアプラン達成の支援を目的としています。
【新卒】募集要項(2024卒)
募集職種
ビジネスコンサルタントコース
選考プロセス
①エントリーシート提出
▼
②WEB適性検査/動画テスト
▼
③グループディスカッション
▼
④ケース面接/個人面接
▼
⑤1dayインターンシップ
▼
⑥人事面接/PTR面接
選考対策
②WEB適性検査
自宅受験のWEBテストで、形式はTG-WEBです。
言語・非言語・性格の3つの受験が必要で、所要時間は1時間程度・難易度は普通です。
TG-WebはSPIや玉手箱と比較すると難易度が高い傾向にありますが、ボーダーはそこまで高くないようです。
しかし気を抜いたがためにこの段階で落ちてしまっては次に進むことができません。
対策本を使ったり、他企業で練習したりしておくことをおすすめします。
②動画テスト
オンライン上で1分程度で行われる録画面接です。
昨年度は「ある企業の取り組みについて、行うべきか行わないべきかを述べよ」という内容でした。
どちらの結論を出すかではなく、「なぜそう考えたのか」という思考のプロセスが見られているようです。
通過率は高めですが、選考はしっかりされている様子なので根拠付けをしっかり行うことが重要です。
③グループディスカッション
1時間かけてオンライン形式で行われます。
前半は各グループでディスカッションを行い、後半は参加者全員でディスカッションが行われ、議論の後には15分程度の発表時間も設けられています。
④ケース面接/個人面接
出題例:「地方都市を活性化させるためには」
思考時間:5分程度
回答時間:1分程度
質疑応答:15分程度
で実施され、質疑応答が比較的長いことが特徴です。
特に「圧迫面接だった」などの口コミは見られないため、過度に怖がる必要はないでしょう。
しかし気を抜いてはNG。対策本を使って場数を踏んでおきましょう。
ケース面接の対策方法についてはこちらをお読み頂くと理解が更に深まるかと思われます。
④個人面接
☆「チームで成果を出した経験」を話すべし
強みである「連携力」からもわかる通り、PwCでは「チームワーク」を重んじています。
それはトップメッセージに「専門性とチームワークで、クライアントを導く存在へ」と書かれていることからも読み取れることです。
そのため面接では「チームで成果を出した経験」を話すと好印象です。
学生時代の経験をもとに、積極的にアピールしましょう!
最後に
今回はPwCコンサルティングの企業研究・選考対策について深堀りしました。
選考突破に向けて対策をしっかりしていきましょう!
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