職種研究

 

はじめに

みなさんは「職種研究」という言葉に聴き馴染みはありますか?業界研究・企業研究と比較するとあまり馴染みのない方もいらっしゃるかも知れません。
しかし将来のキャリアを考える上で「職種」を理解することはとても大切です。
今回は「職種研究」のやり方についてフォーカスを当てていきます。

 

そもそも職種って何?業界との違いとは?

「業界」とはそれぞれの企業が属している事業の種類を指します。「食品業界」「製造業界」などがその例です。
一方
「職種」は仕事の種類のことです。「営業職」「事務職」「研究職」は仕事の範囲や性質を表す言葉として用いられます。
また業界と職種を掛け合わせることで、「食品業界の営業職」のように仕事内容を具体的に表現することができます。

職種研究の内容・目的

職種研究では各職種の業務内容・採用情報について調べます。
また、併せてその職種に求められる資質や能力を学ぶことで、自分の向いている職種が何かを理解することができます。

職種研究の手順

①あらゆる職種について知る・理解する

世の中には多くの仕事があり、それに伴って職種も多く存在します。
あなたがまだ知らない魅力的な職種が沢山あるかも知れないのです。
就職情報サイトや企業の公式HPを活用してインターネット上で調べるだけでなく、会社説明会やインターンシップに参加することによっても理解が深まります。
また普段の生活の中で意識して探してみると、意外と気付かなかった職種の存在に気付けることもあります。

②職種の特徴を知る

今度は職種の特徴を理解する段階に入っていきます。調べる上で注目すべきポイントがあるので、3点ご紹介します。

「誰に対してどのような仕事をするのか」を調べる
「誰に対してどのような仕事をするのか」を調べると、具体的な業務内容を理解しやすくなります。
例えば営業職は企業を対象とした「法人営業」と、一般の消費者を対象とした「個人営業」に分けられます。
仕事の対象が何(誰)であるかによって必要とされるスキルも異なるので、細かく調べる必要があるのです。

必要なスキルを調べ、自分の強み・適性と照らし合わせて考える
職種の詳細について調べたら、今度は自分の強みや適性・今までに培ってきた経験が活かせるかどうかを見極めます。(→自己分析
そのために、その職種で必要とされるスキルは何かを調べる必要があるのです。一概には言えませんが、上昇志向や行動力のある人はインセンティブ制度のある営業職が向いていると考えられます。
したがって職種を選んでいくにあたっては、自分の強みや適性・性格と業務内容を照らし合わせる必要があるのです。

将来性について考える
前述した通り世の中には多種多様な職種がありますが、「5年後・10年後その職種がどうなっているか」という観点で持続可能性について考えてみましょう。
近年ではAIが急速に発達しており、ロボットや人工知能で代替可能になる仕事も増えていくとみられているからです。
定型業務(反復作業が多い業務)は代替されやすいといわれていますが、複雑なコミュニケーションやクリエイティブ性が求められる職種は比較的代替されにくいと予想されています。
自分が興味をもった職種は将来性があるのかと考えることは、キャリア形成において重要です。経済や世の中の動向をチェックし、広い視野で職種研究を行いましょう。

③ESに研究内容を反映する

職種研究を進めていくうちに、自然と興味のある業界や職種が絞られ志望企業も見つかることと思います。
そうなれば、ESに
自分の強みを活かせる業務や共感できる価値観についてを自己PRや志望動機に取り入れることができます。
職種研究の一環である②の工程で、採用情報・求められているスキルや人物像について調べるので、それらの情報をESに活かすようにしましょう。

職種研究を行う上で必要なこと

職種研究では「その職種は自分の適性と合致するか」ということが大変重要になります。
すなわち、自分の適性や強みがなにかということを正確に理解できていなければならないのです。それらを把握するにはやはり「自己分析」が欠かせません。

自己分析だけでなく、就職情報サイトが提供している適職診断ツールを活用するのもよいでしょう。
自己分析を怠った状態で職種研究を行っても、その職種の特徴を自分の適性と照らし合わせることができなくなってしまいます。
手を抜かず確実に行いましょう。(→ 自己分析のやり方はコチラを参照)

 

最後に

今回は企業研究・業界研究と並ぶ重要性をもつ、職種研究について取り上げました。
職種研究は業務内容を自分の適性と見比べる作業になるので、企業とのミスマッチを減らすことにも繋がります。
多岐にわたる種類の中で、自分にとって最適であると考えられる職種を探せるように頑張りましょう!

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