自己分析

 

自己分析とは

自己分析とは、自分の経験や思考から「長所・短所」「得意・不得意」「価値観」等を客観的に分析し、自分自身を深く把握するための作業のこと。
就職活動の一環として行われるのが一般的です。
自己分析の結果は、向いている仕事を分析するときや、志望動機や自己PRを考えるときに役立ちます。

なぜ、自己分析が必要なのか?

①自分の志向性や今後のキャリアプランを考えるうえでの材料となるため
普段、日常生活の中では、なかなか立ち止まって自分自身と向きあい、深く考えることが少ないかと思います。
多くの学生が自分の人生の『これから』を考えるために、就職活動時に初めて自己分析を行います。
過去や現在を振り返ってみて、本当に自分自身は何をしたいのか、未来の目標や夢を考えるきっかけになり、今後のキャリアについて考える良いきっかけとなるでしょう。

②選考で自分がどのような人間かを説明するため
自己分析をしっかり行うことで、人にはない、自分らしいオリジナリティのあるエピソードが話せるようになります。
また、基本的に選考では深堀りをされますので、その際も、ブレないエピソードは話せたり、論理的な展開がしやすくなります。
なお、面接官はこれまで数百人〜数千人、場合によっては数万人の方々を面接されている方もいらっしゃるため、とってつけた話は、すぐに見抜かれるので要注意!

 

具体的な方法

① 過去〜現在の経験に関して洗い出し

まずは、自分が印象に残っている経験、努力を注いだこと、価値観が変化した出来事、などを一覧で洗い出していきましょう。
小学校時代、中学校時代、のように時系列ごとに経験を書き出していくと、スムーズに整理ができ、自己分析が行いやすくなります。
部活動やサークル、アルバイトなど、自分が印象に残っている経験から考えたり、今までの人生で最も嬉しかったこと、悔しかったことといった気持ちの変化で考えたりするのも良いでしょう。
面接やエントリーシートなど選考に目を向けると、自分の強みなどを表現しやすい「すごい経験」を振り返ることももちろん重要ですが、「自分らしい経験」を選ぶことも重要です。

上でも述べたように、自分が意欲的に働ける企業、業務に携わることは重要です。「自分らしい経験」に目を向け、深掘りしていくことで、自分自身に特有の「志向性」を知ることができるでしょう。
とにかく初めは、どんなに小さいエピソードでもいいので、自分のとった行動や経験をできる限り思い出して、まとめてみて下さい。
まずは、自身の経験にタイトルをつけ、時系列ごとに箇条書きのように洗い出し、そこから、それぞれの経験について、背景→取り組み→結果といったプロセスで自分の経験を思い出し、自己分析を進めます。

 

② 過去の経験を深堀りする

特徴的な経験や、思い入れのある経験を洗い出したら、次はそれぞれの経験について、深堀りしましょう。

具体的には、

・なぜその行動を起こしたのか?きっかけは何か?
・なぜその事象に力を発揮することができたのか?

といった質問を自らに投げかけることで、自分の行動規範や、モチベーションの源泉を洗い出します。
特に、自分がなにかしらの選択・意思決定をした場面や、困難があったにも関わらず、それでも力を発揮できた経験については、何度も深堀りすると良いでしょう。

 

③ 分析内容を整理して強みや価値観を見つける

これまで洗い出してきたエピソードから共通点を見つけます。
「内容は違うけど解決に向けた動き方は一緒」「同じようなことを困難として感じやすい」など、さまざまな角度から自分の傾向を分析してみましょう。
その結果が自分の強みや価値観を見つけるヒントとなります。

強みは、特別なものである必要はありません。
「ほかの候補者よりも良く見せたい」という思いで、嘘の強みを考えるのはやめましょう。嘘やごまかしは、入社後にバレてしまう恐れがあり危険です。
面接官に「一緒に働
きたい」「うちに来て欲しい」と思ってもらえるような強みを選んで、自己PRや志望動機などに活かしましょう。

 

④ 強みや価値観から就職活動の方向性を考える

見つけた強みや価値観をもとに、「就活の軸」を定め、方向性を決めましょう。
自分が「何に対して熱意を持って取り組めるのか」というモチベーションの源を把握し、それを実現できる企業や職種が何かを考えます。
難しい場合は、将来なりたい自分の理想の姿をイメージし、「目的達成のために何をすべきか」「どんな仕事で自分の強みを活かせるか」を考えてみるのも手です。

自己分析の結果を企業選びに活かせば、入社後にミスマッチを感じるリスクをある程度抑えられます。
自分にフィットした企業や職種を選ぶためにも、自己分析をしっかり行いましょう。

 

最後に

今回は自己分析を取り上げましたが、いかがでしたでしょうか?活動をするにあたって、自分が志望する業界や職種をある程度絞らなくてはなりません。

「自分の強みは何か」
「モチベーションが高まるポイントは何か」

などを多角的に分析することで、適職を導き出せるでしょうし、選考を通過する可能性がぐっと広がるのではないかと思います。

ただ一つ注意して頂きたいのは、自己分析を進めるにあたって忘れてはいけない落とし穴があるということです。
確かに自己分析は、就活の大きな指針を見つけたり、個々の選考のための準備には非常に役に立ちます。
しかし、自己分析が就活の軸や選考対策として十分に役に立つ状態にするためには、「他者の視点」が必要になるのです。

自分では気づかなかった視点を他者から教えてもらうことは非常に重要で、面接官が納得できるような内容でなければ、選考には役立ちませんし、他者が理解できない自己満足の自己分析では、全く就活には活きないのです。

そのため、自己分析の結果を第三者に聞いてもらい、自分の気づかない部分を指摘してもらうことで、自己分析を深め続けなければなりません。
実際に、コトラミに登録されている学生の中で、難関企業に内定された多くの方が自己分析を第三者に手伝ってもらっています。
そこで、もしプロに見てもらいたいという場合は、理系学生のための就職情報サイトである『コトラミ』にご登録頂き、依頼頂ければと思います。

 

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