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《食用油脂メーカー×電気・機械の技術力=・・・?》 技術者として人の健康と食を支えます!

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2016/11/15

株式会社J‐オイルミルズ 岩田 昇久 2007年入社
横浜工場製造部工務課
工学研究科 電子工学専攻

現在の仕事内容

私の所属する製造部工務課では、「安全・安心・安定生産の実現」を目標に掲げ、生産設備の維持管理及び更新計画の立案、新規生産設備の設計及び工事管理等が主な業務になります。工事業者や機械・電機メーカ、製造現場や関係部署との調整等の打ち合わせも重要な仕事の一つです。また、私は電気・計装担当でそれらの維持管理はもちろんのこと、生産工場の自動制御を管理している分散型制御システムのソフト設計、改造等も行っております。

学生時代の専攻が今どのように活かされていますか

大学ではエネルギー工学を専攻し、電力システムについて研究をしておりました。生産工場では必ず受電設備や自家発電設があります。そうした設備はエネルギーの安定供給が目的であり、それが食用油製造の安定生産へと繋がっております。また、DCS(分散制御システム:工場の自動制御を管轄している制御装置)やシーケンサによる自動制御にも学生時代の勉強が基礎になっておりますが、入社後も勉強を積み重ねながら業務を行っております。新規生産設備の検討をする際には関連部署との打ち合わせが重要であり、工事内容を分かり易く伝え、情報の共有を図ることで、課題を抽出していきます。学生時代の研究発表が大変役立っております。

ご自身の就職活動について

私は、就職活動当初から「物作り」がしたいと考えており、自動車関係へ就職活動するつもりでした。ただ、求人案内に食品工場を発見した時には、どんなことができるのかという疑問と興味を持ち、説明会に参加しました。設備見学の際に、自家発電所や生産現場を見学することで、自分の携わった仕事で生産が行われるということに衝撃を受け、この会社に決めました。

学生の皆様へのアドバイス

就職活動の際には、今まで自分が考えてきた就職先以外にも目を向けてください。工場見学にもぜひ来てください。そうすることで、もっと自分にあった魅力的な仕事に巡り合えるかもしれません。私自身、そうであったと思っております。ただし、やりたい仕事と、やらなければいけない仕事は違います。それらを乗り越えていくことで仕事にやりがいが生まれ、自分の自信となり、仕事が楽しくなってくると思います。

企業からのメッセージ

当社は製油業界のリーディングカンパニーとして、食用油脂を中心に油糧、スターチ、健康食品と多岐に渡る事業を展開しています。食用油の国内供給の約3分の1の油脂を担い、日本の食生活を支えるといっても過言ではありません。機械・電気の知識や技術があってこそ、製造や生産が成り立ち、1つの商品ができあがります。若いうちから企画・設計・施工・修繕まで一連して仕事を担当し、成長するフィールドがあります。旺盛なる好奇心と果敢に挑戦できる仲間を求めています!

事業内容

油脂、油糧、スターチ、健康食品等の製造・加工・販売

 

お問い合わせ先

企業名 株式会社J‐オイルミルズ
104-0044
住所 東京都中央区明石町8-1 聖路加タワー
TEL 03-5148-7109(人財開発部 採用担当)
FAX 03-5148-7107(人財開発部 採用担当)
企業HP http://www.j-oil.com/
本インタビューは、2015年 ジョブテシオ発行ブックレットに掲載されたものです。

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