プロフェッショナルインタビュー 株式会社ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング

ビジネスのプロフェッショナル集団、全員がスーパーマンに。【株式会社ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング/杉山健氏】

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株式会社ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング 代表取締役社長 杉山 健 氏

電気通信大学 電気通信学部 電子情報工学科 卒業

2002年の創業以来、先進的なテクノロジーとビジネスコンサルティングを融合させ、SIerとも経営コンサルタントとも違う独自のポジショニングで成長を続けてきた株式会社ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング。2015年には社長交代に伴い社名も変更し(旧社名:株式会社ビッグツリーキャピタル)、オフィスも移転しまさに第二創業期を迎えより積極的な展開を計画している。テクノロジーとビジネスのどちらか一方に偏ることなく、双方を高い次元で達成しながらクライアントの問題解決に寄与する人材の育成をかかげる「スーパーマンモデル」を提唱する同社の成長戦略と、同社の求める人材像、そして理系出身者の活躍の機会について尋ねてみた。

1.外資系コンサルから社長を目指して転職

― 杉山社長の経歴をお聞かせください。

杉山社長:
「1993年に電気通信大学を卒業し、アンダーセン・コンサルティング(現アクセンチュア株式会社)に入社しました。そこで約20年勤めた後にBTC(当時:株式会社ビッグツリーキャピタル)に転職し、昨年2015年に社長に就任しました」

― 杉山社長自身の就職活動についてお聞かせください。

杉山社長:
「僕自身はもともと宇宙物理学者になりたいという夢を高校生ぐらいの時には持っていたのですが、挫折してしまいました。それからは絶対にビジネスの世界で成功してやろうと思うようになっていったのです。とはいえ学生時代は全然勉強をしていませんでしたので、就職するなら色々なことを学べるところがいいと思ったのです。これからは絶対にコンピューターの時代が来ると思っていたのでコンピューターのことと、会計のこと、そして英語が学べる会社がいいと考え、当時はアクセンチュアを選びました」

― 20年も勤めた後に、なぜ転職しようと考えたのですか?

pro_bigtreetc_sugiyama_01杉山社長:
「アクセンチュアでは最終的にはアジア太平洋地区のボードメンバー(役員)にまでなりました。もともと何の知識もなく何もできなかったところから、20年間努力を積み重ねることによって、ある程度の成果を出すことができたなという思いはありました。しかし同時にこのままではアクセンチュアで一生終わってしまうのではないかという危機感も芽生えてきたのです。コンサルティング業務はとても重要な業務なのですが、最終的にプランを実行するもしないもお客様次第ですから、どこまで行っても第三者の域を出ることができないという側面があります。僕はそこにフラストレーションを感じていたのです。そこで自分のキャリアの後半を考えたときに、ゼロから20年かけてある程度のことを成すことができたのだから、また20年間頑張れば経営者としてもそれなりのことができるのではないかと考えたのです。転職を考えてから大手IT企業やコンサルティング会社からも声がかかったのですが、あくまでも経営者になれるところを探していました。そうしているときにBTCの創業者で前社長から声を掛けられたのです。彼は私がアクセンチュアでマネージャーをしていた時に新入社員として入社した部下でした。それまでもよく冗談交じりに『社長として来てください』と言われていたのですが、その時期にその話が再浮上し、副社長として入社し実績を積み、昨年社長に就任しました」

2.「システムを取り扱えるビジネスのプロフェッショナル集団」

― 社長就任と同じタイミングでビッグツリーテクノロジー&コンサルティングと社名を変更しオフィスを引っ越しましたが、その意図を教えてください。

杉山社長:
「基本的に社名の変更後もやっていることはこれまでと大きく変わりはありません。ITテクノロジーとコンサルティングで世の中に貢献していくというのがBTCのミッションです。そしてこれまでも非常に高いクオリティーの仕事をし、各業界のトップ企業と仕事をして来ました。これまでは別に一般に広く存在が知られていなくても、知る人ぞ知る会社で構わないというスタンスでいましたが、これからはもう少し世の中に積極的に出て行こうよという風に方針を転換し、ブランディングに力を入れ始めました。そのためには旧社名(ビッグツリーキャピタル)では少し何をしているのかわかりにくいと思ったのです。そこで社名をビッグツリーテクノロジー&コンサルティングに変更し、オフィスも手狭になったので引っ越しをしました。これからは『IT×コンサルティングといえばBTCだよね』と皆に思ってもらえるようになるまで自分たちを引き上げて、今までのお客様からの信用をより高めると同時に、潜在的なお客様にもアピールできるようにしていこうと思っています」

― ビッグツリーテクノロジー&コンサルティングの業務形態を一言でいうと何になるのでしょうか?ITコンサルティングということになるのでしょうか?

pro_bigtreetc_sugiyama_05杉山社長:
「とても難しい質問です。システムを取り扱っている以上、システムを作れないのは駄目だと思っています。実はITコンサルティングを名乗っても、自前でちゃんとシステムを作れない会社が増えてきています。協力会社に外注したり、オフショアに出したり、多くの会社が自分たちでは作れなくなってきています。しかしそれでは表層的な技術しか身に付きません。BTCとしては、皆がシステムの深いところまで理解できるようにしたいと思っています。そういう意味ではSIer的なところもあると言えるかも知れません。しかしそれだけでは単なるシステムを作る製造業です。BTCはそれに加えてプラスαのバリューを創出し、価値を付加したサービスを提供しています。そういう意味ではコンサルタント的だとも言えます。IT技術をどう効率的に活用するかという提言もしていきます。ですから単なるSIerならばありえないのですが、時には『こういうシステムは作らなくてもいいと思います』という提案さえできるようでありたいと思っています。僕が考える理想は『システムを取り扱えるビジネスのプロフェッショナル集団』です」

― 具体的にいうと、どういうところがビッグツリーテクノロジー&コンサルティングの強みなのですか?

杉山社長:
「BTCの規模の他社ですと、大手SIerの二次請け、三次請けの下請け仕事をしているところが多いのが実情です。しかしBTCは、僕ら自身がお客様と対等な関係で対峙できるということにこだわっています。お客様にアドバイスをできない立場の下請けですと、お客様と元請けが決めたことについて『そういうことをやってもお金の無駄で意味がないのでやめましょう』ということが言えなくなってしまいます。ですからBTCとしては常に直請け、もしくは商流に関係なくお客様と直接お話ができるという立場にいるようにしています。IT業界にいる限りは、きちんとしたシステムを作れるのは最低限のエチケットです。ただ単に言われた作業をこなせるだけでは駄目です。そのシステムがお客様にどのように使われるのか?どういう意味があるのか?もっと意味のある形にするのにはどうすればいいのか?ということを常に考えながらお客様のビジネスに貢献していくのがBTCの仕事です。そういう前向きな気持ちを持った人に入社して欲しいと思っています」

3.第二の創業期”To the Next Stage”

― 今後のビッグツリーテクノロジー&コンサルティングの一層の成長を目指すために、どのような目標を掲げているのでしょうか?

杉山社長:
「今期から三年間は第二の創業期と位置づけ『To the Next Stage』というスローガンを掲げています。具体的には三つの目標があります。一つ目はテクノロジーとコンサルティング分野のリーダーになるということ、二つ目はBTCを有名にすること、そして三つめがGo Globalです」

― Go Globalについてもう少し詳しく聞かせてください。

杉山社長:
「僕は必ずしも外資系が日本の企業よりも優れているとは思っていません。しかしことIT業界に関していうと、最新技術、最新サービスの面において日本はまだまだ遅れているというのは残念ながら事実です。IT業界にいる限りはグローバルとの接点はきちんともたなければいけません。しかし僕自身がアクセンチュアを辞めて四年経つので、意識的に情報を取りにいかないといけないと感じるようになり、積極的なグローバル戦略を展開することにしました」

4.優秀なベトナム人エンジニアの登用

― ビッグツリーテクノロジー&コンサルティングの具体的な海外戦略についてお聞かせください。

pro_bigtreetc_sugiyama_03杉山社長:
「二つあります。一つはベトナム事業です。この事業はもともとオフショアの拠点をベトナムに作ろうというだけのものでした。今の日本経済は明らかなバブルです。残念ながら間もなく大不況がくるでしょう。多くの人は東京オリンピック後と言いますが、そこまで持たない可能性もあります。そうなったときに、多くの業界がコスト競争に晒されることになります。そのために効率的に価格競争力を持つことができる開発を行いたいと思っていました。すでに札幌にニアショアがあるのですが、それに加えてベトナムにオフショアを作って競争力を上げようというのが最初の構想でした」

― その後、構想にどのような変化があったのですか?

杉山社長:
「私自身がベトナムに行って、採用活動を行ったのですが、その時にベトナムのエンジニアが尋常でないくらい優秀だということに驚いたのです。日本人の同世代のエンジニアと2、3段くらいレベルが違います。ベトナムではある程度の大学を出ていても初任給が非常に低い。そうした環境の中、海外に出てチャレンジがしたいという山気のある人にとって、ITが一番の近道なのです。ITに秀でればベトナムを出て道が拓けるので、勉強の仕方が猛烈なのです。そして日本で働きたいという人もたくさんいるのです。当初はコスト削減を考えてベトナムを訪れたのですが、あまりにも彼らが優秀なので方針を転換し、彼らの何人かを日本に招聘して、日本人と同じ初任給を払って日本のビジネスを学んでもらっています。近々ベトナムにセンターを立ち上げますが、それは単なるコストセンターではなく、将来先進的なものになる可能性を感じています」

5.世界の先端を行くセンターの設立へ

― もう一つの海外戦略について教えてください。

杉山社長:
「ベトナムは将来的には先端的なセンターになるかも知れませんが、短期的にはコストセンターの側面が強くなります。それに対して、アメリカやヨーロッパなどの先進国にも拠点を作れないかを検討しています。この9月にインキュベーション事業部を立ち上げ、世界中のトレンドをウォッチしているのですが、海外の技術をインキュベーションして日本に輸入する仕組み、体制を作れないかを検討しています。それは単に世界の先端技術を取り入れるということだけでなく、日本の技術で世界に通用するものがあれば、それらを世界に発信することも視野に入れています。そういう形で世界と日本の橋渡しができればと思っています。BTCのグローバル戦略は、ベトナム事業とインキュベーション事業のセットで考えています。まあ、まだ妄想段階ではありますが、何らか形にできたら楽しいと思っています」

6.世間から憧れられる職業へ

― IT人材の確保が難しいと言われていますが、BTCの人材戦略を教えてください。

pro_bigtreetc_sugiyama_02杉山社長:
「僕はIT人材の確保は言われている程大変ではないと考えています。確かに日本のIT業界は人々から憧れられるような業界ではありません。労働集約型で死ぬほど忙しいというイメージが定着しています。僕はそのことをとても悔しく思っています。アメリカでは古くはIBM、アクセンチュア、アップル、グーグルと、ITは憧れの業界です。日本で一般の人や学生から憧れられるような業界になっていないことをとても不満に感じますし、その一端を担う経営者として責任も強く感じています。IT人材の確保が難しいと言っている経営者たちは、単なる都合のいい作業者を求めているのです。理系で大学時代情報処理を勉強して、プログラミングができて真面目にコツコツ働いてくれる人を求めているんです。そんな虫のいい話はありません。もちろんプログラマーとして秀でてスーパープログラマーになるのもいいのですが、プログラマーではなく、ビジネスのこともわかり、人から憧れるような職業に就こうといえば、文系理系を問わず興味を持ってくれる学生はたくさんいます。問題はそういう学生をどのように掘り起こすかです。IT人材は決して枯れていません。そう思うのは、採用する側のメッセージングがうまくいっていないからです」

― ビッグツリーテクノロジー&コンサルティングでは具体的に新卒採用はどのように進めているのですか?

杉山社長:
「創業してからしばらくは即戦力の中途採用が中心でしたが、4年前から新卒採用を始めました。2人、6人、12人、12人と採用してきました。実際に新卒の学生を採用して感じたのが、彼らの伸びの速さが想像を超えていたということです。僕は面接ではかなり厳しいことを言います。システムを作るだけなら超優秀なベトナム人がいるけれども、君はそれ以上のバリューが出せるの?というようなことも聞きます。それでもチャレンジしてきて入社してくる人の成長ぶりには目を見張るものがあります。恐らく向こう3-4年くらいで、新卒入社のプロパーがBTCの中核を担っていくようになるでしょう。僕としては他の会社で2-3年かけて学ぶことをBTCなら1年で習得できるといったような、厳しいけれども成長の早い会社であり続けたいと思っています。そして今はITはおろか何もできなくても、前のめりな学生であれば採れるだけ採用するつもりです」

7.「出る杭は伸ばすけど、出ない杭は放っておく」

― 面接で質問しているように、実際にベトナム人が新卒の学生にとって代わるということはありえると思いますか?

杉山社長:

ベトナム人のハングリー精神は確かにすごいです。皆、ベトナムに帰ってからもさらに一旗あげたいという人ばかりで、人生の目標がクリアです。そうやって目標を持って努力している人と、平凡に言われたことだけをやっている人とでは大きな差がついていくのは事実です。それでも彼らにとって日本語という言葉の壁は大きな障壁です。日本人の学生は日本語ができるというだけで、相当なアドバンテージを持っています。IT技術の差は大きいと言っても決定的なものではないですから、勉強して習得すればいいだけです。それはベトナム人が日本語のニュアンスを学ぶよりずっと楽なはずです。それさえできないような人は、いずれにせよ淘汰されてしまうでしょう。

とはいえ『お前らベトナム人に負けないようにがんばれ』と発破をかけるつもりもありません。僕がよく言うのは『出る杭は伸ばすけど、出ない杭は放っておく』ということです。たとえば半年前までたどたどしい日本語しか話せなかったベトナム人の同僚が、気づけば上手に日本語をしゃべるようになって驚いたら、刺激を受けるはずです。刺激を受けたなら、自分は何を伸ばそうかと自分で考えて欲しいし、その結果こういうことがやりたいということがあるのなら、是非それを主張して欲しいと思っています。そうしないと会社側もわかりません。やはり会社は学校ではないので、すべての人に平等に機会をあげるのは現実的には難しいです。ですから、やる気があるのならきちんと主張できるようになって欲しいです。そういう人には、その希望を叶えるためにできるだけのサポートはしていきたいと思っています」

8.理系学生にチャンスの大きい職場

― ビッグツリーテクノロジー&コンサルティングの新卒採用では、文系と理系を分けていますか?

杉山社長:
「分けていません。正直言うと文系理系はあまり関係がありません。ただ理系の人にはチャンスの多い会社だと思います」

― どういうことでしょうか?

pro_bigtreetc_sugiyama_04杉山社長:
「大手の会社や技術に特化した会社ですと、普通のエンジニアにさせられてしまうという傾向が強くあります。僕の大学の同期で、とても優秀で魅力的なスーパーマンのような友だちがいたのですが、大手電機メーカーに入ったために普通のエンジニアのラインに乗せられてしまいました。しかし、彼は本来ならもっと広く活躍できる人材だったと僕は思っています。そして理系の学生の中にも単なるエンジニアにとどまるのではなく、お客様とビジネスのディスカッションもできるようなスーパーエンジニアになりたいと思っている人も多いのではないでしょうか。そういう人にとってはよりチャンスの大きい会社です。
あと仕事自体に文理の差はないのですが、やはり真面目で、ロジカルシンキングができないといけません。また実際の業務では小さなことを積み上げていく忍耐力も必要です。それは理系学生の特性と合致しているのではないかと思います」

9.目指せスーパーマン

― ビッグツリーテクノロジー&コンサルティングの人材育成の方針を教えてください。

杉山社長:
「入社した時にはスーパーマンを目指して欲しいと思っています。ビジネスの会話もできて、マネジメントもできて、ITの分野でも突き抜けている存在です。僕はそれを『スーパーマンモデル』と呼んでいます。すべての分野で突出するわけですから、文系理系の差はありません。難しく聞こえるかも知れませんが、そんなに難しいことではありません。社内に手本となるような社員もたくさんいるので、目指そうと思えば目指せます。とはいえ完全なUp or Out(昇進できない人は会社を去らなければいけないというコンサルタント業界の因習)ではないので、必ずしもスーパーマンにならなければいけないというわけではありません。技術のスペシャリストとして輝いている人もいますし、技術はそこまで強くなくとも顧客対応をさせれば右に出るものがいないというスーパーマンもいます。しかしそうした適正はやってみないとわからないところがあります。文系出身だけれども、やってみたらシステムが楽しくて楽しくてたまらないという人もいます。やってみなければわかりません。ですから入り口の段階では文系理系という差をつけずにスーパーマンを目指してもらいます。そして実際にスーパーマンになって何でもできるようになるのが理想ではありますが、もしオールラウンドのスーパーマンになれないとしても、目の前のやらなければいけないことを実直に積み上げていくうちに自分の得意なことがわかってきます。仕事は辛いこともありますが、逃げずに一つひとつ取り組んでいくと明るい未来が待っているものです」

10.充実した社内研修システム

― ビッグツリーテクノロジー&コンサルティングの新入社員研修はどのようになっていますか?

杉山社長:
「年々少しずつ変わってはいるのですが、入社後実際の仕事に入る前に2-3か月外部の研修機関に通ってもらって研修を行います。内容は『はじめてのコンピューター』というようなものから基本的なものをすべてやり直してもらいます。その期間は週に一度しか本社には出社しません。その研修が終わると本社に出てきてもらってOJTということになります。OJTに入ってからも、2週間に一度くらい、新入社員も含めた全社的社内研修を行っています。それは社外では学べないBTCならではの方法論や開発のノウハウを社員が講師になって行います。それとは別に月1回程度、外部の有識者をお招きして様々なことの最新事情などに関する研修を行うなど、社内研修は充実している方だと思います」

― 個別社員に対するケアは何かされていますか?

杉山社長:
「はい、実務上の悩みがわかる年次が一つか二つくらい上の社員をメンターとしてつけています。プロジェクトの外でもお兄さん、お姉さん的な存在をアサインするようにしています」

11.一流の人材になる早道とは?

― ビッグツリーテクノロジー&コンサルティングの職場の雰囲気づくりで心掛けていることは何かありますか?

杉山社長:
「横の競争が激しくならないように心がけています。僕らのビジネスはスタンドプレーをしては成り立たないものです。かならずチームで対応しないと難易度的にも量的にも対応できない仕事ばかりです。プロジェクト体制の中で喧嘩が始まるとお客さんに何のサービスも提供できなくなってしまいます。ですからプロジェクトチームは仲良く和気あいあいとできるようにしています。関係性が良好で人間関係の濃いチームを作り上げて欲しいと思っています。近年、会社運動会をするところがまた増えてきています。僕はもともとそういうものを必要ないと考えていて、そんなことをしている暇があるなら仕事をすればいいと思うタイプだったのですが、そういうイベントを一つ開くことによってこれまで知らないところでコミュニケーションが増えたりして、それはそれで価値があると思うようになってきました。BTCでも会社全体のBBQなどを行うなど、居心地のいい空間づくりに努め、絶対に殺伐とした雰囲気にならないようにしています。特に同期は1か月に一度くらいは強制的に仕事から引き離して同期会を開かせたり、研修で顔を合わせさせたりして絆を強めるような努力をしています。同期は独特の絆があるので、配属によってバラバラになっても最終的に頼りになるのは同期だったりします。それを大事にしてもらいたいと思っています」

― 最後に就活中の学生にメッセージはありませんか?

杉山社長:
「BTCは一流の会社と仕事をさせてもらっています。BTCはまだ成長途上ではありますが、社内には一流の人や一流を目指して努力をしている人がたくさんいます。自分も一流になりたい、本当のプロフェッショナルになりたいという人が一流になる一番の早道は一流の仲間と一緒に一流のお客様と一緒にビジネスをすることです。早く成長したい、一流になりたい、成功したいと思っている人は是非一緒に働きましょう」

― どうもありがとうございました。
(了)

 

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