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世界のオフィスに価値を提供するメーカーです。自分の想像力を発揮できる環境があります。

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2016/11/11

株式会社リコー 松下 裕介 2011年入社
リコー技術研究所 システム研究センター ソリューション&サービス開発室
数理物質科学研究科・電子物理工学専攻

現在の仕事内容

オフィスや商業施設での位置情報を活用し、ソリューションの提供を目指す新規事業に携っています。その中で屋内測位技術を研究開発しています。アルゴリズム研究に留まることなく、ソフトからハードまで様々な分野を担当し、日々やりがいと成長を感じています。仕事はハードルが高く失敗することもありましたが、職場の期待と温かいサポートと受け、社内外の実証実験を達成しました。今後は技術で世界に貢献するのが目標です。

学生時代の専攻が今どのように活かされていますか

私は電子物理工学を専攻し半導体材料の研究を行なっていたため、専攻が仕事に直結しているとは言えません。しかし、数学や物理の基礎、理論的思考力、研究の進め方が仕事に活かされています。研究開発は、世界の将来を見据え、より良い未来を切り開くモノ・コトを生み出すことが、大きな目標です。それは目標に対する問題課題の地道な積み重ねであり、プロでも未知の課題に遭遇します。したがって、大学の専攻以上に大切なこと、それは好奇心を持ってどんな仕事にも挑めることだと思います。好奇心があれば楽しくなり、思う存分チャレンジができますから。入社後、そんな自分のチャレンジに対し、職場の皆が応援してくれることを実感しています。

ご自身の就職活動について

私は材料研究の道を志し博士課程に進みました。しかし、趣味の電子工作を発展させ人に役立つ製品を創るという、もう1つの夢を実現したいと考え、博士課程を中退しました。修士学生と同じ土俵で就職活動をし、当社の面接時には、自分の経歴にとらわれず思いや夢をしっかり聴いてもらいました。そこに理性的で人を大切にする社風を感じ、だからこそ高い技術力で世界に貢献し続けているのだと確信に変わり、会社に夢が重なりました。

学生の皆様へのアドバイス

大学の研究を継続したい思いや、専門知識を生かせなければならないという観念から、会社選択の条件が厳しく感じている方も多いかと思います。もちろん、研究テーマや専門が生涯をかけた仕事に直結できればとても良いことです。一方では、異なる分野に進んだ結果、広い知識と視野が得られ、将来の素晴らしい活躍へと繋がるかもしれません。この就職活動を機に、皆さんの想像力を発揮し、色んな自分の未来を想像してみましょう。

企業からのメッセージ

リコーは世界約200の国と地域に展開、海外売上高比率が58.3%を占めるグローバル企業です。その提供価値はコピー機、プリンターから、プロジェクター、ITソリューションに至るまで。時代が求めることへの挑戦、オフィスで働く人びとを支援したいという想いが、今のリコーを創ってきました。この価値創造を加速させる一員として、一緒にリコーを創りませんか?
世界規模で活躍したい方、メーカーやITソリューション事業に興味のある方、ぜひお越しください!

事業内容

オフィス機器等の研究、開発、製造、販売、サービス

 

お問い合わせ先

企業名 株式会社リコー
104-8222
住所 東京都中央区銀座8-13-1
企業HP http://www.ricoh.co.jp/
本インタビューは、2015年 ジョブテシオ発行ブックレットに掲載されたものです。

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