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世界のビジネスパーソンをお客様に持つことが出来る。専門外の知識も必要な奥の深い仕事です。

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2016/11/11

株式会社リコー 吉田 光佑 2011年入社
PP事業部 CS設計センター 第一設計室
理工学研究科・理工学専攻

現在の仕事内容

印刷物そのものが製品を購入して頂いたお客様の商品となる、印刷のプロが使用する高精度の複合機の設計をしています。その中でも、用紙を搬送する機構のメカ設計を担当しています。通常の複合機に比べ高速で用紙を出力するため、数msecの世界で機械を制御して動かす必要があります。図面設計だけでなく電気信号を見て動作の確認を行うこともあるなど、幅広い知識が求められるため非常に面白みのある仕事だと感じています。

仕事で一番印象に残っていること

入社して初めて任された業務です。新しい機構を導入した際に、耐久性を評価しました。評価方法が確立されていなかったため、一からどういった形で評価を行うべきかを考えました。また、評価を行う上で部署内では持っていない技術が必要だったので、独学で技術を習得しました。耐久評価の結果は耐久性に問題があったため、事前に確認することで問題を未然に防ぐことが出来ました。量産され発売されると世界中に製品が行くことになるので、発売前に問題を解決できたことは非常に大きな意味がありました。この評価を行ったことで、部署内で唯一無二の技術を身につけられ、また自分で考えながら評価を進めていく力を養うことが出来ました。

今の会社を選んだ理由

就活をする際にB to Bの事業は扱う金額も大きく面白いのではないかと思い、B to Bの事業を行っている企業を中心に見ていました。その中でリコーは複合機で高い世界シェアがあり自分の設計した製品を世界中の人に使って頂けるため、それは大きなやりがいに繋がるのではないかと考えました。また、製品を売って終わりではなくその後のアフターサービスも重要であるビジネスモデルにも興味を持ち、この会社に決めました。

学生の皆様へのアドバイス

研究室の専攻に囚われず、自分の可能性を広げて下さい。勿論今までの専攻を活かして就職先を決めるのもいいのですが、就職活動中は様々な業界、企業を見て回れるまたとないチャンスです。多くの企業を見たその先に、専攻を活かすのかどうか決めても遅くないと思います。研究で忙しい日々を過ごしていると思いますが、出来るだけ時間を作り多くの企業を見てそこで働く社員の方とたくさん会い、自分自身に合う企業に出逢って下さい。

企業からのメッセージ

リコーは世界約200の国と地域に展開、海外売上高比率が58.3%を占めるグローバル企業です。その提供価値はコピー機、プリンターから、プロジェクター、ITソリューションに至るまで。時代が求めることへの挑戦、オフィスで働く人びとを支援したいという想いが、今のリコーを創ってきました。この価値創造を加速させる一員として、一緒にリコーを創りませんか?
世界規模で活躍したい方、メーカーやITソリューション事業に興味のある方、ぜひお越しください!

事業内容

オフィス機器等の研究、開発、製造、販売、サービス

 

お問い合わせ先

企業名 株式会社リコー
104-8222
住所 東京都中央区銀座8-13-1
企業HP http://www.ricoh.co.jp/
本インタビューは、2015年 ジョブテシオ発行ブックレットに掲載されたものです。

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