KOTORA25 KOTORA25事例集

転職でのカルチャーショックを受け入れるコツ|KOTORA25事例集

転職でのカルチャーショックを受け入れるコツ

KOTORA25は、あなたがこれから社会人になるにあたり、あなた自身が知っておかなければならない自身の価値観や適性を測定する自己診断、自己分析ツールです。 仕事をする上でどのように考えどこに価値を置くのか、どの職業に関わらず、ビジネスパーソンにとってとても重要な事です。

あなたが会社に入り職場で仕事をする時、どのような行動を取るのか理解する、それは就職活動やその後に向けて大きな意義を持ちます。自分に合う仕事、自分の性格、自分に向いている仕事の診断にも役立ちます。
以下の例は、実際の現場でのKOTORA25の活用例です。あなた自身もKOTORA25で客観的に理解し、就職活動を有利に乗りきりましょう。

ガリレオとコペルニクスにみる企業カルチャーと転職活動

コペルニクスやガリレオのように地動説を理解するあなたが、天動説を社是にする会社に転職したらどうするか?

(1)ばかげた天動説の会社とは思わなかった。転職先を間違ったとして即やめる。

(2)やはり自分はまちがっていたと心改め、盲目的に天動説を受け入れる。やっぱり会社とはそういうものなのだと納得する。

(3)それでも地球は回っていると言い続け地動説を曲げないで啓蒙を続けるのだが、会社は辞めないでいる。レジスタンスになる。

(4)地動説を信じながらも、アピールすることもせず、天動説を理解した振りをして静かに過ごす。

みなさんは、「(1)を選ぶ人などいるわけない」とか、「私は(4)で耐えるなんてとてもできない」など様々な意見をお持ちだろう。ここでご理解いただきたいのは、世の中には色々な意思決定をする人がいるということである。

「それでも地球は動いている」といって修道院に幽閉され、そのまま亡くなったガリレオは、世渡りが下手なタイプ(3)。一方、コペルニクスは、地動説を説いた著書の発刊をも遅らせて問題を起こさないようにしたタイプ(4)といえそうだ。

価値観の視点からKOTORA25的解釈をするならば、以下のようになる。
(1)の「即やめる人」は、とにかく自信意欲と達成指向が大事。
(2)の「受け入れる人」は、組織指向と柔軟対応が特徴。
(3)の「レジスタンス型」は、自信意欲も強いが自己制御が効いている。
(4)の「静かに過ごす人」は、自己制御しながら組織指向に進む価値観を持つ。

もし、あなたが地動説のようなイノベーティブなアイデアを持つタイプあるいはゆっくりとした時間軸で安定的に仕事をしたいタイプならば、どちらにしても転職前に以下の2点を確認されたい。

まず、あなたが入ろうとしている会社が、古い文化を持つ官僚組織で「変わらないことをよし」とするカルチャーに凝り固まっているのか、「変革を実現できる要素」も持っている組織なのか、である。 自信意欲があり達成指向も強くて、会社を改革してゆきたいという変革リーダーシップがあるならば、経営陣が高齢で何十年と同じ業界に生きてきた人たちばかりの会社は向かないだろう。  また、安定的な環境で仕事をしてゆきたいとしたら、あなたの組織指向を最大限に生かせるような成長期の業界や会社がよいであろう。

次に、KOTORA25で自分の価値観を知ること、である。転職に際しては会社の経営風土を見定め、自分の価値観と照らし合わせてみましょう。

すぐやめるべきか、耐え忍ぶか、などという悩みを転職後に抱えないように、納得できる決定をしましょう。そうすれば、変革リーダーとしてあるいは順風にのった仕事人として、活き活きと励める環境を手に入れられます。

あなたの仕事の価値観をKOTORA25で再発見してみましょう!

※価値観診断KOTORA25 は、さまざまな行動心理、経営理論に基づき、株式会社コトラが独自に開発しました。

PICKUP!

2021/12/01