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2016/11/11

積水化学工業株式会社 下田 篤 2009年入社
開発企画部 熱エネルギープロジェクト
工学研究科 機械工学専攻

現在の仕事内容

地中熱利用に関する開発を行っています。当社のポリエチレン管は都市部の空調利用をはじめ、道路融雪や農園など様々な場面で使用されており、更なる用途展開のため、管のみならずシステムを含めた開発に取り組んでいます。化学系の会社でありながら、熱計算や材料力学など機械系の知識を使うことが多く、学生時代に学んだことを改めて振り返りながら仕事をしています。

学生時代の専攻が今どのように活かされていますか

学生時代はMg合金の研究開発を行っていました。積水化学はプラスチック成形技術が基盤の会社であるため、金属関連の知識が直接活かされることは、正直少ないと思います。しかし、機械家の業務は多種多様で、材料力学や熱力学などの考え方は必要不可欠です。また、学生時代の専攻をそのまま活かすというよりも、目標に対する考え方や基礎知識の使い方
実験結果に対する多角的な考察力を早い時期から意識して身につけるべきだと思います。自分の研究内容だけではなく、いろいろなテーマ(例えば同じゼミの友人の研究内容など)に対して興味を持って聞いておくと、社会人になった後思わぬところで役立つことがあります。

ご自身の就職活動について

私は選考を活かせる仕事というよりも、機械系に絞らず化学系や知的財産関係など幅広い視点を持って活動していました。自身の専攻内容に主眼を置いた就職活動は大事だと思います。しかし、先入観にとらわれず自分の専攻と異なる分野の情報を得ることで新たな発見や今まで持ち得なかった興味を抱くことがあります。活動範囲を広げた分、研究との両立を含めて非常に大変でしたが、大変貴重な経験をしたと思っています。

学生の皆様へのアドバイス

就職活動では、周りとの情報共有以上に、結果に関わらず自分の考えをしっかりと持って行動することが大切です。「何をしたいか→そのためにどう考えてどのように行動するか→結果と反省→次へのアクション」を就職活動に限らず、様々な場面において意識することが自分の行動に重みをもたせることにつながります。
また、学生時代にしかできないことはたくさんあります。時間や交友関係を大切に、有意義な学生生活を過ごしてください。

企業からのメッセージ

積水化学の手がける分野は、住宅・インフラ・中間素材と幅広く、それぞれの製品には機械や電気の力が宿っています。材料を加工し魅力ある製品に作り変え、付加価値の高いモノを世の中に送り出すのは間違いなく機械・電気の力です!
そんな積水化学の機械系・電子系社員は、世界初を実現したり世界の競合と戦い世界一に挑戦したり、新しい発想から他分野にも進出するなど、さまざまなフィールドで活躍しています。是非、あなたの活躍の場をココで見つけてください!
 

お問い合わせ先

企業名 積水化学工業株式会社
105-8450
住所 東京都港区虎ノ門2-3-17
企業HP http://www.sekisui.co.jp//
本インタビューは、2015年 ジョブテシオ発行ブックレットに掲載されたものです。

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