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窓→建築系?いいえ!我々は技術と品質で勝負する『メーカー』。その要は、皆さんです!

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2016/11/11

YKK AP株式会社 石井 琢磨 2007年入社
生産本部 黒部荻生製造所ドア製造課生産技術室(荻生工場 ドア生産技術)
工学部機械工学科(大学)/機械宇宙工学専攻(大学院)

現在の仕事内容

私は工場の生産技術部門で「新商品量産化」「コストダウン」「製造技術開発」を担当しています。主に住宅向け玄関ドアを製造しており「家の顔」に求められるデザインの多様性や各種性能を実現する為、企画・設計部門と開発プロセスを協同し、ラインでの効率的な流し方や設備投資負荷削減ができるよう取り組んでいます。

仕事で一番印象に残っていること

3年目、大手ハウスメーカー専用ドア開発テーマを担当した時のこと。設計素案の図面を元に製作方法・金型の検討を任され、開発プロセスに関わる様々な部門との連携で進めていくのですが、私からの改善提案と、設計側での図面変更が何度も繰返されました。顧客との開発検討場面では、製作可否やコストも見据えた即断が求められます。その為ライン設備やレイアウト、加工金型などを自分の目で見て、触って、体得していきました。大学で培った知識に実践的知識が加わり、メーカー技術者として血肉が通っていく充実感がすごかったですね。その後も自分で試作したドアを顧客工場に持ち込んで検証したり納入仕様を詰めたりと、緊張感ややりがいを感じる日々が続き、初品出荷日へ至ったときの達成感はひとしおでした。

今の会社を選んだ理由

「長く使ってもらえる物」を作りたい、と調べていたメーカー企業の中に住宅建材を手がけている当社資料が目に留まりました。機械工学を専門とし、建築業界に戸惑いも感じましたが、当社のモノづくり精神「一貫生産」に一気に心を惹かれました。製品への品質・コストをこだわり抜き、材料から工作機械まで自前で作る。現職場はまさに「製品開発」と「ライン構築」を同時にこなす環境にあり、技術者としてのやりがいを感じます。

学生の皆様へのアドバイス

日本の「ものづくり」の強みは、開発・製造の二人三脚にあると実感しています。製品設計への品質・コスト思想の反映が、ライン設計・管理や材料調達のチームワークの中ですばやい判断をもって実現される。専門性と同時に得た基礎力学知識を直感的にバリバリ活用できる機電系学生にとっての活躍分野はとても広いです。また、就活生向け工場見学は二度とない特権です。生の社員の声を聞いたり、多業種の勉強等大いに活用してください。

企業からのメッセージ

窓は住環境を飛躍的に向上させる力を秘めています。未曾有の大災害を経験し性能・価格等住まいに関する意識が高まり続ける中、YKK APの社会的使命は超大です。それに応え、国内外を問わず住環境をよくする商品を生む源泉はやはり技術力。熱・風・音等への性能を構造に落とし、アルミやガラス等の材料を研究し、加工技術や設備開発、施工技術まで一貫して自社で追及する。だからこそ専門性を有する機電系の方がより活躍されるのです。まずは私達の話を聞きに来てください!

事業内容

窓、住宅用/ビル用建材等の設計、施工及び販売

 

お問い合わせ先

企業名 YKK AP株式会社
101-0024
住所 東京都千代田区神田和泉町1番地 YKK80ビル 5F
TEL 0120-011-367
FAX -
企業HP http://www.ykkap.co.jp/
本インタビューは、2015年 ジョブテシオ発行ブックレットに掲載されたものです。

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