株式会社インテリジェント ウェイブ プロフェッショナルインタビュー

尖った技術で未来を切り拓け!〜AI、IoT、FinTechの裏に信頼の技術力〜【株式会社インテリジェント ウェイブ】

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株式会社インテリジェント ウェイブ BPM本部企画開発部

部長 園田 葉二朗 氏

株式会社インテリジェント ウェイブ。1984年の創立以来、クレジットカードなどリアルタイム処理を必要とされる技術のパイオニアとして、日本金融界の金融システム及び情報セキュリティの一端を担い続けて来た企業だ。Fintechが隆盛を迎え、ブロックチェーンの盛り上がりを見せる中、同社の持っているリアルタイム処理技術、セキュリティ技術に寄せられる期待は大きい。まだベンチャー企業の多いこの分野において、30年以上の実績を持ち、JASDAQ上場も果たしているインテリジェント ウェイブがどこへ向かい、どのような人材を求めているかを、同社のキーマンに聞いてみた。

1.クレジットカードを支えるリアルタイム技術

― はじめにインテリジェント ウェイブとはどのような会社なのかという概要をお聞かせください。

園田氏:
インテリジェント ウェイブは1984年にクレジットカード決済を処理する関連の仕事からスタートしました。当時はまだそのような技術を持った会社は少なく、この技術を基軸にリアルタイムに処理する技術に秀でた会社として、証券業界やセキュリティ分野に進出したりするようになりました。

― リアルタイムの処理についてもう少し詳しく聞かせてもらえますか?

園田氏:
はい。リアルタイム処理の技術は様々なところで使われています。その中の1つにNET+1(ネットプラスワン)というカード決済オーソリゼーションシステムがあります。これは使用されたクレジットカードが有効なクレジットカードかどうかを判断したりします。さらに、リアルタイムでカードの不正利用を防止するソリューションもあります。

たとえば仮に私が今東京でクレジットカードを使って、その10分後にシンガポールで同じカードが使われていたらおかしいですよね?インテリジェント ウェイブのソリューションのACEPlus(エースプラス)を使うと、シンガポールでカードが使われたときの情報と、今までどのようなタイミングでどのような買い物をしていたかという購買履歴とを合わせて解析し、この取引は怪しいというような判断をします。

怪しい取引があったら、瞬時に取引を止めます。このように、クレジットカードの不正利用を防止するためには、リアルタイム処理が大切なのです。

また情報セキュリティ対策ソフトウェアのCWAT(シーワット)というものがあります。皆さんのパソコンの中には日々たくさんのイベントが発生しています。ファイルをコピーする、メールを送信する、ログインするというのもある種のイベントです。そのようにリアルタイムで発生しているイベントに対してルールを仕掛けていくのです。

たとえばパートの方で9時〜17時で働いている人のパソコンに誰かが真夜中にログインしたら怪しいですよね?あるいはファイルをUSBにコピーするというのもイベントですから、どこからどこにコピーするのがダメだというようなルールを決めていったりして不正を防ぎます。

2.AI、IoT、FinTechの裏に信頼の技術力

― そうした技術の中インテリジェント ウェイブの持つ強みはどのようなところになるのですか?

園田氏:
クレジットカード決済から始まったということもあり、金融の分野にとても強いという特長があります。金融の分野はシステム的にとても高い水準の品質が要求されるのですが、長年に渡ってそれをクリアし続けているという信頼と実績があります。

さらには最近ではそれにAI、ブロックチェーン、FinTechを組み合わせて展開しようとしています。

― 昨今、ネット上のセキュリティが問題になることが増えてきている印象がありますが、その辺りの業界事情はいかがでしょうか?

園田氏:
一口にセキュリティといっても2つのタイプがあります。一つは私も製品開発経験があるのですが、社員などが不正に情報を持ち出さないかという内部情報漏洩の対策です。そしてもう一つが、外部からの攻撃を受けるものに対する防御です。

近年後者の攻め方が多様化しており、セキュリティに対するニーズが高いので、インテリジェント ウェイブでは日本のセキュリティリスクを減らすために色々なプロダクトを展開しています。

― どんどんセキュリティが高度化してきているということでしょうか?

園田氏:
それもありますが、それに加え分野も広がってきています。たとえば最近IoT(モノのインターネット)が話題になっていますが、IoT機器がデータ通信をするときのセキュリティも重要になってきています。このようなところにもインテリジェント ウェイブの技術が生かせないか日々検討しています。

3.営業も技術的裏打ちがあってこそ

― インテリジェント ウェイブの社内にはどのような部署があるのでしょうか?

園田氏:
大きくわけると4つの部署があります。開発、営業、管理、そしてそれらの部署を横串で貫くビジネスプロセス管理(BPM)の部署です。

― インテリジェント ウェイブでは採用はどのように行われているのですか?

園田氏:
新卒採用は技術者採用だけを一括で行います。やはり営業をするにしても何をするにしても基本的な技術を覚えていく必要がありますので、入り口は技術者ということで入社して頂いています。

― ということは、採用は理系の学生だけでしょうか?

園田氏:
必ずしもそうとは限りません。技術者採用でも文理両方採用します。時には文系的な能力があった方がいい局面もあります。

4.プログラミングへの興味があれば、経験不要

― ではインテリジェント ウェイブではどのような学生に来て欲しいのでしょうか?

園田氏:
ITに対して興味があることは大切ですね。それは開発技術そのものが好きということでもいいですし、あるいは開発技術によってもたらされる世界に興味があるということでもいいと思います。

結局興味がないと勉強もしませんので、好奇心の旺盛な方というのは一つの大きなポイントになるでしょう。

あと私のいる企画部門ですと好奇心に加え、負けず嫌いの方というのもいいですね。
これは言葉を換えるとモノづくりに対するプライドがあるということです。それがある人は何か障害が起きた時でもポジティブに動きます。

また開発部門では、やはりプログラミングに対する興味はあった方がいいと思います。文系の方であっても興味を持つ方は学び出したらぐっと伸びることがあるので、興味を持つことが大切です。

5.AI技術を使いこなすのは理系の人材

― ということは必ずしも学生時代にプログラミングの勉強をしていなくてもいいということでしょうか?

はい。学生時代の研究テーマ、学部の文理は問いません。
とはいえ、情報工学を極めた学生の方がいらっしゃれば、そういう人にも是非来て欲しいです。

先ほどSEは文系でもやっていけるというようなことを申しましたが、それはビジネスアプリケーションなら文系にも使いこなせるということであり、本当のコンピュータのコア技術は一般的には理系の人間でないと難しいと考えられています。
言い換えれば、IoT、AI技術を使ったビジネスは文系でもできますが、AI技術を使いこなすのは理系でないと難しいということです。

今後、技術的に非常に高いレベルのことが要求される局面も増えて来ると思いますので、技術力に長けた学生にも是非来ていただきたいです。

6.ていねいに行う人材育成

― 入社後はどのような研修を行うのでしょうか?

園田氏:
4月にご入社頂いた後は、外部のIT系の研修で2ヶ月ほど研修を受けます。ここでITの基本的なことを学んで頂きます。それが6月の初頭まで続き、それから社内に戻り各本部での研修を約1ヶ月行い7月から本配属となります。

― ITの基本的なトレーニングだけで2ヶ月もあるのは、しっかりとしていますね。

園田氏:
SEは一つ一つのものをこつこつと積み上げていかないといけないので、それを考えると2ヶ月は決して長い期間ではありません。特に社会人としての基本のスキルも身に付けないと、OJTの段階に入ってから現場の先輩に迷惑をかけてしまうこともありますので、時間を十分にかけます。

またインテリジェント ウェイブの大きな特徴として、一つ一つのプロジェクトの期間が長いということがあげられます。そのため、新人といえどもいきなりプロジェクトの途中から参画することも多いのです。研修ではお客様から要件を聞いて、設計開発するというソフトウェア開発の疑似体験を、時間をかけて行いますが、その体験を通じて、一部の工程しか行っていなくとも、自分が全体の中でどの工程にいるかのイメージが湧きやすくなります。

7.開発が好き?プロジェクトの実現が好き?

― インテリジェント ウェイブではていねいな人材育成をするという印象がありますが、その後はどのような成長の機会があるのでしょうか?

園田氏:
最初にソフトウェアの開発に携わって頂くのですが、その後のタイプを2つに分けると技術志向とマネージメント志向の道があります。前者は、開発が好きでそれを追求するタイプです。このタイプの人は開発技術を研ぎ澄ませていくことになります。
そして後者が、お客様と色々とお話をしていきながら物事を実現させるのが好きなタイプです。このタイプの人は要件調整などをしていき、プロジェクトマネジメントなどに進んでいきます。

自分が進みたい道を積極的に発信していけば、ある程度の範囲で会社はそれを汲んで調整してくれます。

8.活躍の場を広げるFA制度

― インテリジェント ウェイブでは一度配属が決まった部署の異動はあるのですか?

園田氏:
最近増えてきました。SEの仕事は職人芸のようなところがあるので、今まで異動はあまりありませんでした。しかし、これからの時代は専門の領域をどんどん広げなければいけなくなってきているため、部署間の異動が増えてきました。それに加え、最近ではフリーエージェント(FA)制度も導入しました。

― FA制度とはどういった制度なのでしょうか?

園田氏:
インテリジェント ウェイブでは同一業務、同一顧客で5年以上働いた人の中で、他のこともやってみたいとか、ステップアップを図りたいという人はFAの申請を出すことができます。

FA制度では、希望者は社内の行きたい部署を指名します。そして対象部署が受け入れてもいいということでしたらFAが成立して部署の異動になります。

この制度を導入したことによって、一人一人の希望を受け入れやすくする仕組みができ、社内の風通しもよくなりました。

― 時代の変化に応じて人事制度も変わっていっているのですね。

園田氏:
はい、そうです。先ほどお話したIoTにしても、仮想通貨を支えるブロックチェーンにしても、すごいスピードで日々変化していっていますが、それらの情報は昔と違って均等に行き渡るようになってきました。裏を返せば、誰であっても新しい技術と出会うタイミングには大差はないということです。ということは、企業としては新技術を生かす体制をいかに迅速に作れるかが大切になります。

インテリジェント ウェイブでもそうした体制を作ろうとしているところで、これから入社する人にとっては大きなチャンスがあります。なぜなら学生時代から取り組んでいることをそのまま生かせるフィールドができつつあるからです。

つまり尖った技術を持っている方でしたら、若手でもそれを生かした形でどんどん積極的に抜擢をしていくようになっていっています。たとえばある社員はまだ2年目ながらも、AI技術のプロジェクトに抜擢され、活躍中です。

9. 高まるリアルタイム技術へのニーズ

― そうした大きな業界の変化の中、インテリジェント ウェイブの持っているリアルタイム処理技術へのニーズは高まっているのですか?

園田氏:
時代がどんどんこちらにすり寄って来ているという印象があります。インテリジェント ウェイブは長年リアルタイム決済の技術を培ってきました。この分野の技術と経験の蓄積は当社の強みです。

最近は強みを生かして様々な展開を試みていますが、新たに発表するサービスや製品が世間からご好評を頂いています。インテリジェント ウェイブで取り組んでいる言語解析系のAIも需要が伸びていますし、セキュリティの分野でもイスラエルのパッケージ製品の最新情報を取り入れながら進めています。

10.効率よく働くことを考える会社

― かなりダイナミックに動いている業界のようですが、その分ハードワークなのでしょうか?

園田氏:
IT企業というとツライ働き方をしなければいけないというイメージをお持ちの方も多いと思うのですが、インテリジェント ウェイブはいかに効率よく働くかを考えている会社です。そういう意識を共有する学生さんに是非入社してもらいたいと思っています。

― とはいえ実際はかなり大変なのではないでしょうか?

園田氏:
インテリジェント ウェイブの大きな特徴の一つは、8割以上がプライムの案件だということです。プライムというのは、お客様から直接受注する仕事のことを言います。ソフトウェア業界では通常8割がたの案件がSIerの二次請け、三次請けの仕事です、こうした受注をすると、どうしても働き方も厳しいものにならざるをえません。

しかしインテリジェント ウェイブは尖った技術を持っているので、直接ユーザと契約を結び主体的に仕事を進めます。また、直接お客様とやり取りができるのは仕事をしていてもやりがいがあります。

またこの規模の会社にしては積極的に海外のパッケージ製品を入れて売ることも多いので、英語が使える技術者は、海外出張など活躍の場もたくさんあります。

11.産休からの復職率はほぼ100%

― 働き方といえば、女性の働き方はいかがでしょうか?

園田氏:
女性にとっても働きやすい職場環境だと思います。もちろん女性の管理職もいれば、女性のSE職もいます。SEの中には、お子さんのいらっしゃるママさんSEもおり、そうした方のために時短勤務制度も導入しています。インテリジェント ウェイブの時短勤務制度はお子さんが小学校を卒業されるまでの間取得可能であり、かなり手厚いサポートになっています。子育てをしながら働く環境としてはとてもいいと思います。女性の産休育休からの復職率がほぼ100%であることからも、ママさんSEが活躍する舞台が十分に用意されているのがお分かり頂けるのではないかと思います。

またインテリジェント ウェイブにおける男性の育休取得率も昨年は33%と、日本人男性の平均育休取得率の10倍以上です。中には課長職で育休をとっている社員もおり、制度があっても取りにくいというようなことはありません。

12.やりたいという思いをぶつけて!

― 素晴らしい職場環境ですが、そうした中でどのような社員が伸びていくのですか?

園田氏:
一つには先ほどもお話したように負けず嫌いであるということです。その気持ちがモノづくりに対する高いプライドにつながります。それに加え、相手のことをどれだけ思いやりながら仕事ができるかというのも大切です。たとえば仕事をやらされているという感覚で行っていると、自分の殻を破るのは難しくなってしまいます。そうではなく、自分の行っている仕事が誰かの役に立っている、というようなプラス思考にどんどん変革していけると、どんどん伸びていきます。

― 最後に就職活動中の学生にメッセージを頂けますか?

園田氏:
私自身は色々な業種を見た上でインテリジェント ウェイブを選びました。このように多くの会社を見る機会は就職活動中以外はなかなかできないので、色々見ておいた方がいいと思います。

うまく自分の強みを見つけて自分が今後どう生きたいのかを考えて就職活動に臨んで欲しいですね。

― インテリジェント ウェイブを目指す学生にアドバイスはありますか?

園田氏:
私が入社したのはJASDAQ上場前で、社員も150人程度しかいませんでした。
今は社員も350名を超える所帯になってきましたが、風通しの良さは昔から基本的には変わっておりません。
たとえば学歴などを気にしている人がいたとしても、そういうことは気にせず是非受験してください。また自分がやりたいことや技術があれば、是非その思いをぶつけに来て欲しいと思います。インテリジェント ウェイブはそういう思いを受け止めます。

― どうもありがとうございました(了)

 

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