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カルビー新商品発売の陰の立役者。それはエンジニアの存在です。

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2016/09/30

カルビー株式会社 加藤 剛 2011年入社
生産本部技術部西日本技術課
理工学部機械工学科

現在の仕事内容

booklet_calbee_01カルビーのエンジニアの仕事はカルビーの成長戦略の技術的支援です。具体的には、新製品開発に伴う新技術の導入・海外進出に伴う工場の立ち上げ・生産ライン再構築によるコストリダクションと多岐に渡ります。

その中でも私は現在、海外工場の立ち上げの支援業務を行っております。主に生産ラインのレイアウト検討、設備選定、機器置試・運転調整、初期不良改善等の工場が安定稼働するまでを担当します。

学生時代の専攻が今どのように活かされていますか

材料力学・機械要素などの強度計算です。生産ラインのレイアウトを検討することも重要な業務の一つです。同様に重要な仕事として、社外設備メーカー等からの図面・資料の確認及び技術的・数値的に裏付けを取るための強度計算等の確認業務も行います。これも非常に重要な業務です。これらの業務に材料力学・機械要素の知識はとても役に立っております。もちろん、そのほかの熱力学、CADに代表されるような、学校で習う基礎的なものが役立つことが多々あります。しかし、学校ではポテトチップスを作る機械・生産ラインのことは教えてもらえませんので、入社してから業務を通して学ぶこともたくさんあります。

ご自身の就職活動について

機電系では製品の設計、生産技術、技術営業などの職種があります。色々ある中で私は生産技術に興味を持ちました。様々な業界を見てみたいと思ったので、可能な限り多くの企業を自分の目で確かめるために、色々な説明会・イベント等に参加しました。やはり、実際に企業の方に合うというのは非常に良いです。書面や文章だけでは分からないことも分かりますので、より具体的に働くイメージを作れます。

学生の皆様へのアドバイス

企業に入ると個人では挑戦できないこともたくさん挑戦する機会があります。例えば、カルビーのように海外進出に力を入れている企業であれば、海外で仕事をする機会も与えてもらえます。興味を持った企業・業界はどんどん調べてみるといいと思います。今まで思いもしなかった企業や業界に魅力を感じることもあります。ただ、一番大切なことはどんなことをやりたいか、どういう形で社会に貢献していきたいかを明確に持つことです。

企業からのメッセージ

カルビーでは新規商品の発売、生産性向上のための改善など、多岐にわたってエンジニアの活躍の場があります。さらに、設計なら設計と一つの業務に特化するのではなく、案件に対して企画・設計から試運転・初期不良の対応まで、全ての業務に幅広く携われることができる点も魅力の一つだと思います。カルビーでは現在、機電系学生の採用に力を入れています。HPにも詳しい情報を掲載していますのでそちらもご覧ください。皆様のエントリーをお待ちしています。

事業内容

菓子・食品の製造・販売

 

お問い合わせ先

本インタビューは、2016年 ジョブテシオ発行ブックレットに掲載されたものです。

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