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価値観から見るリーダーとマネージャーの違い|KOTORA25事例集

価値観から見るリーダーとマネージャーの違い

KOTORA25は、あなたがこれから社会人になるにあたり、あなた自身が知っておかなければならない自身の価値観や適性を測定する自己診断、自己分析ツールです。 仕事をする上でどのように考えどこに価値を置くのか、どの職業に関わらず、ビジネスパーソンにとってとても重要な事です。

あなたが会社に入り職場で仕事をする時、どのような行動を取るのか理解する、それは就職活動やその後に向けて大きな意義を持ちます。自分に合う仕事、自分の性格、自分に向いている仕事の診断にも役立ちます。
以下の例は、実際の現場でのKOTORA25の活用例です。あなた自身もKOTORA25で客観的に理解し、就職活動を有利に乗りきりましょう。

リーダー(経営者)に必要なことは過去の経験ではなく 未経験領域での意思決定

リーダーの意識の中にあるもの。それは、
1. お客様に視点を合わせることは当たり前だ、マネージャー連中がわかっているか心配だよな=顧客指向
2. 私がやらなくてだれがやる。人にはできないことをやるため、意思決定するのは私である=自身意欲
3. とにかく、変化の激しい世の中だから、アンテナをあちらこちらに張り巡らして情報には敏感でなくてはいけないな=情報収集
4. 新事業を起こすにも、組織改革を進めてゆくにも、いろいろな知恵が必要だ。そのためには、いろいろな人脈が力になる=ネットワーキング ということになるだろう。

kotora25_ishigooka_01そして、組織指向や規律性、さらには、コラボレーションなどはあまり重視しない。なぜなら、リーダーにとって組織は自分そのものであり指向の対象ではないし、規律性やコラボよりも重要なことがいっぱいあるからだ。 一方、リーダーが意識し直面しているようなことに、マネージャーは考えが及ばない。KOTORA25 の統計値でも、顧客指向以外は、ほとんど共通の意識を持つことはないようだ。 すなわち、マネージャーで高評価の人であっても、同じ価値観を持ったまま、延長線上でリーダーになるのでは、良い結果が出ない可能性が高いといえる。意外に聞こえるかもしれないが、リーダーシップは、マネジメント力とは、また、違う素養なのである。転換期にある日本経済には、リーダーとしての「意識と行動(価値観)」を持ち合わせたCEOが、多くあらわれることを期待したい。

ところで、マネージャーの意識の中にあるものもKOTORA25の統計値(部長職平均スコア上位)で見ておこう。それは、
1. 部下の育成は、組織成長の最も大事な要素だ。オンザジョブトレーニングはしっかりやろう。オフサイト研修も大事だ。部下にはしっかり教えておかないと=コーチング
2. 戦略も組織も今のままでは硬直している。何とかビジネスを変革して、前に進めないとうまく回らなくなる。競合に先を越されてしまう=チェンジリーダー
3. とにかく、社内をまとめるにしても新しい事業を進めるにしても、しっかりコンセプトを明確にしてからでないといけない=概念化思考
4. お客様にも部下にも、しっかりわかってもらわなければならないな。とにかくコミュニケーションが一番だから=対人インパクト

そして、顧客指向が5位に入るのがマネジャー(部長の統計値)ということである。あなたはリーダータイプかマネージャータイプか、どちらであろう。

会社の中で、部長あるいは課長としてのマネジメント力をまだ、発揮できていない人も、実は、ジョブスのような発想ができるリーダータイプの価値観という可能性があります。あなたの仕事の価値観をKOTORA25(コトラ25)で再発見してみましょう!

※価値観診断KOTORA25 は、さまざまな行動心理、経営理論に基づき、株式会社コトラが独自に開発しました。

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2021/12/01